縮毛矯正について

クセを活かしたい派なのですが、、、
縮毛矯正をしたい。そんな方のために、メリットとデメリットについて書いていきたいと思います!


良いこととしては、クセがなくなる、おさまる・膨らみにくくなる・セットが楽・ツヤがでる。


悪いこととしては、クセがなくなる・ダメージがかなり出る・髪の構造が変わるため、パーマが出来ず、カラーがムラになりやすくなる・質感が変わらないためイメージチェンジがしづらくなる・繰り返してやらないと、根元のクセが気になる・価格が高い・セットに手間がかかる・ツヤがなくなる。


ざっくり言うとこんな感じですが、中には矛盾したことも書いてあるので、説明していきます。


まず、矯正とはどういうことをするのかというと、基本的には、薬をつけて髪を柔らかくして、柔らかくなった髪にストレートアイロンでクセを伸ばし、柔らかくなった髪が、真っ直ぐな状態のまま固まるように、また薬をつける。という感じです。


卵焼きの、卵を溶いて、フライパンで焼いて、形を整えるみたいな感じに近いです。


これによってクセがなくなり収まりが良くなるという感じです。


ただ、その工程が髪にすごく負担をかけてしまうのが現状です。


薬も髪の結合を切るために強い薬で柔らかくし、そのデリケートな状態の髪に200℃近い熱のアイロンで髪をプレスし、伸ばす固めるということをするので、ダメージはかなりでます。


そうすることで、キューティクルや髪をがっちり固まりツヤがでるのですが、卵が卵焼きになるように、髪が今までの髪とは別のものに変形します。ですので、柔らかい質感にしたくても、髪の毛が固まり本来の質感がなくなってるため質感が変えられません。


パーマしたい場合は髪が固まっているのでそれをまたカールさせようとしても、思った動きは出ずに、ダメージが進みます。カラーもその状態を考慮してするのですが、色が落ちたときにムラになる場合もあります。


また根元が伸びたからと矯正をやりすぎると卵焼きが焦げるのと同じで、表面はボロボロになって切れたり…この髪は、二度と元に戻ることはありません。
根元だけと言っても、厳密に根元だけ薬を付け、前に矯正したところは薬が全くつかないというのは技術的に難しいです。


ですので、ツヤが最初は出ても、普段のケアをしっかりしないとダメージによりツヤはなくなってしまいます。セットも収まるので何もしなくてもいいのですが、動きがでないのでペタンとし、質感を作る際はアイロンでの巻きが必要にもなってきます。


正直なところ僕は、矯正をしない派な美容師です。


ただ、昔は自分にも矯正をしてたし、ストレートアイロンも使っていました。ですので、矯正をしたい人の気持ちもすごく分かります。


ただ、ダメージが出て結局広がったり、根元が伸びるたびにやるとお金も掛かるし時間も掛かる。
ずっと真っ直ぐだからイメチェンも出来ない。


自分でやってきて思ったからこそ、デメリットにも目を向けしっかり、話してから矯正はするべきだと思っています。


すでに矯正している方はなくすのに1年以上時間がかかる場合がほとんどです。ですので、やめたくてもすぐに変化しづらいです。伸ばす途中つらくはなるのですが、切りきると今までよりヘアスタイルが楽しめると思います。


クセが気にならず、収まれば、ほとんどの方は「矯正しなくても良かったんだ」と喜んでくれます。


本当にクセが強い人で気になる方の場合はストレートをすることもありますが、クセを伸ばす程度のストレートや一部分のストレートも考えます。


とにかく、その素材を活かすのが一番!
料理も素材がよければ何にでも出来て、美味しい!


素材が傷んでいたり、既に下ごしらえしてたりすると、限られた料理にしか出来ないし美味しくなりづらいですからね!


絶対ダメとは思わないのですが、矯正をする場合は、そのメリット・デメリットを考えて、納得してやっていただきたいなと思います。サラサラヘアーにも憧れますからね。

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