今回は誰が見てもきれいに見えるカット“最上級のスタンダード”ってあるのかということです。
髪型というよりは、骨格や顔型の話になるのですが、一般的な日本人はモデルさんや西洋人に比べるとハチやエラが張っていたり、大きめの顔に見えやすかったり、立体感がなかったりなどなど、これが必ずしも悪い訳ではないのですが、コンプレックスに思っている人がかなり多いです。
Gallicaでは外国人風のカットが得意と言っていますが、これは日本風が悪いとかではなく、コンプレックスに感じやすい部分を変化させていくと、西洋人の骨格になってくる部分がほとんどだったからということなんです。
一番の理想は、コレクションなどに出ているモデルさん達のような骨格やスタイルと言う感じです。
やはり、誰でもモデルさんには、憧れは持つのではないでしょうか。
必ず骨格は最初に触って形を記憶してから切っていきます。
骨格に奥行きを出したり、ハチ周りのふくらみをなくしたり、立体的に作ったりして、骨格がよく見えてくると、顔も自然と小さく見え、顔が小さく見えてくると、全身のスタイルも良く見えます!
八頭身という言葉があるように、人はまず顔を見て、その大きさを基準になんとなく全身を見ます。ですので、頭が小さいと首や体が長く、ようはスタイルがよく見えるんですね。
つまり、髪型を変えることで、ヘアスタイルが良くなるというよりは、その人自身がきれいに見える。それが、誰が見てもキレイ・イイと思うスタイルだと思います。
そこにデザインをプラスして、ファッション、性格、環境、などなど色々な部分に合わせていく感じです。
長さは変えたくないけど何か変えたい、そんな人には、髪型は同じでも自分がキレイ見える、そんなカットがいいんじゃないでしょうか。